先日、私のパートナー(フランス人)の友人たちと、料理を持ち寄ってのパーティー(という名の酒盛り(笑))をすると言われました。

この日、私が担当する料理について考えると、最初は日本の巻き寿司でも作ろうかなぁ…なんて思ったのです。

でも、ここフランスでは刺身用の魚やその品質があまりよくないため、私が作った美味しくない巻き寿司を振る舞ってフランス人から

「これが本場の寿司ですか?」

と言われたら、ちょっとショックですよね(笑)。

そこで、他のアイデアを模索することにしました。

そこで目に留まったのが、スモークサーモン切り落としを使ったマリネのレシピでした。

フランスでも美味しくてたくさん売っているスモークサーモンなら、料理のアイデアとしても合っていると思い、早速レシピを検索しました。

「美味しいスモークサーモン切り落としでマリネ」

このレシピはとてもシンプルで、玉ねぎとスモークサーモンを切ってマリネ液に漬けて一晩寝かすだけというものでした。

簡単で時間も掛からず、料理が苦手な私でも気軽に挑戦できる内容でした。

スモークサーモンには、人間が作ることのできない必須脂肪酸であるオメガ3が含まれています。

また、善玉コレステロールを増やして血液をサラサラにしてくれる効果もあるそうで、お酒のお供にも最適だとのこと。これはパーティーにピッタリですね!

翌日、振る舞った料理は大好評でした。アルコールをたくさん飲むフランス人たちからは、ワインにとても合うと言っていただき、

とてもホッとしました。私の手料理が喜んでもらえたことで、このパーティーはより一層楽しいものとなりました。

そのスモークサーモンをもう少し深掘りしてみたいと思います.

北欧の保存食としてのスモークサーモンや塩漬けにした魚、燻製にかけた魚は、主に寒冷地域の気候条件に合わせて開発されました。

これらの食品は、長期間保存するために加工され、通常は燻製や塩漬けなどの方法で保存されます。

これにより、魚肉が腐敗するのを防ぎ、非常に長い期間保存できるようになります。

やはり僕も昔、北欧の飛行機に乗ったことがあるんですが、スカンジナビア航空とかなんですが、

北欧の飛行機に乗ると機内食もスモークサーモンとかウォッカとか、そういったものが結構出てくるんです。

それで食べてみると、やはり日本で食べるスモークサーモンとはだいぶ違うような印象を受けました。

一方、日本で提供されるスモークサーモンなどの商品は、お刺身に近い食感や風味を求めて加工されています。

日本の食文化では、生の魚を刺身として食べることが一般的であり、その風味や食感を楽しむことが重視されます。

そのため、日本で提供されるスモークサーモンは、一般に生の魚に近い状態で加工され、燻製や塩漬けなどの保存食としての要素はあまり強調されません。

この違いは、保存の目的や地域の気候条件に起因しています。

北欧の保存食は、主に長期保存を目的としており、寒冷な気候における保存技術の必要性に基づいています。

一方、日本のスモークサーモンなどは、お刺身として提供されるため、生の魚に近い状態を保ち、その風味や食感を楽しむことが重視されます。

海外から日本に渡ってきた料理。例えば中華料理なんていうのも、中国で食べるラーメンとか、

例えば餃子なんかでも日本で食べるのと全然違ったりします。

それと同じことで日本版のスモークサーモンであったりするわけです。

ではその北欧の、フィンランドとかで作る スモークサーモンの作り方レシピ の違いとは具体的に見てみましょうか。どんな風に作るんでしょう。

フィンランドなど北欧地域でスモークサーモンを作る方法は、一般的に以下のような手順になります。

材料:

新鮮なサーモンの切り身

砂糖

木のチップ(燻製用)

手順:

サーモンの切り身を使います。新鮮で良質なサーモンが最適です。

サーモンの表面に塩を均等にまぶします。通常、サーモンの表面全体に塩をまぶし、それを数時間放置して塩抜きを行います。

塩抜きの時間はサーモンの厚みによって異なりますが、一般的には1〜2時間程度です。

塩抜きが終わったら、サーモンの表面に砂糖をまぶします。砂糖は塩と同様に、サーモンの表面に均等にまぶします。

砂糖をまぶした後、サーモンを冷蔵庫で数時間から一晩寝かせます。この時間が経過することで、サーモンの表面に塩と砂糖が浸透し、旨みが引き出されます。

サーモンを燻製器にセットします。燻製器には、事前に水に浸しておいた木のチップを入れます。

一般的な燻製用の木材としては、オークやヒッコリーがよく使われますが、地域によって異なる場合もあります。

燻製器を加熱し、サーモンを燻製します。通常、燻製器の温度は低めに設定され、サーモンがじっくりと燻されます。

燻製の時間は、サーモンの厚みや好みによって異なりますが、一般的には1〜2時間程度です。

燻製が終わったら、サーモンを取り出し、冷まします。冷ますことで、サーモンの風味が引き締まります。

冷ましたら、スモークサーモンの完成です。切り分けてお皿に盛り付けて、お好みでレモンのスライスやハーブを添えてお召し上がりください。

このようにして、フィンランドなどの北欧地域では、新鮮なサーモンを使ってスモークサーモンを手作りすることが一般的です。

作り方手順は上記のような感じなんですけれどもこれだけ見てもなんか違いをちょっと分からないですね。

日本で例えば レストランでそのお刺身的に作るような作り方との違いをもうちょっと明確に文章に記してみましょう。

北欧地域でのスモークサーモンの作り方と、日本のレストランでお刺身的に作る方法との違いは、以下の点にあります。

加工の仕方:

北欧のスモークサーモンは、塩漬けや燻製といった加工方法を主に用います。これにより、魚肉が長期保存できるようになります。

日本のレストランでお刺身的に作る場合は、生の魚を使い、加熱や燻製などの加工を行わずに、鮮度を保ったまま提供します。

風味と食感:

北欧のスモークサーモンは、燻製や塩漬けにより、深い燻製風味や塩味が加わります。また、肉質がしっかりとした食感に仕上がります。

日本のお刺身は、生の魚の風味や旨みを楽しむことが重視されます。魚の繊細な味わいと柔らかな食感が特徴です。

調理の時間と手間:

スモークサーモンの作り方は、塩漬けや燻製など、時間と手間がかかる工程があります。

魚肉を保存するために、数時間から一晩かけて加工します。

日本のお刺身は、魚を切って盛り付けるだけで済むため、比較的簡単で手早く調理できます。

これらの違いから、北欧のスモークサーモンは保存食としての側面が強く、深い風味や食感が特徴です。

一方、日本のお刺身は生の魚の風味を最大限に生かし、素材の鮮度や繊細な味わいを楽しむことが重視されます。

安く美味しく❤スモークサーモン切り落としでマリネ♪
安く美味しく❤スモークサーモン切り落としでマリネ♪

料理名:安く美味しく❤スモークサーモン切り落としでマリネ♪
作者:ジョン・リーバス

■材料(約2人分)
スモークサーモン切り落とし / 50g位
タマネギ / 小、半分
あれば、パセリ / 5つ位
★以下、マリネ液(市販品でも♪) /
オリーブ油 / 40cc
米酢(まろやか♪) / 40cc
砂糖 / 小匙1位
塩(挽き立てがお勧め♪) / ひとつまみ
こしょう(挽き立てがお勧め♪) / 少々

■レシピを考えた人のコメント
150円位です❤・・❤手作りマリネ液(ドレッシングと同じ)で一晩置いて作っています♪

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