人間の味覚は、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」そして「旨味」の5つで構成されています。
その中の「旨味」を世界で一番最初に発見したのは、なんと日本の研究者でした。
食文化の違いが大きいことから、なかなか認められなかった「旨味」ですが、様々な種類の旨味成分を突き止め、
舌に旨味成分を感じ取る組織があることなども分かったことから、
第5の味覚として世界的にも認められました。学術用語として「UMAMI」と表記されています。
3大旨味成分は、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸です。
これらの旨味は単独で使うよりも2つ以上を掛け合わせると旨味が増す、相乗効果があります。
例えば、昆布(グルタミン酸)と鰹節(イノシン酸)、野菜類(グルタミン酸)と肉類(イノシン酸)などです。
旨味の役割が分かれば、いつもの料理もおいしく作ることができます。
鰹節や昆布、煮干し、干しいたけなど手に入りやすいもので出汁をとり、毎日の生活に生かしてみてはどうでしょうか。
また、旨味の生かすことで、料理の塩分量を減らしても美味しくいただけるというメリットがあります。
甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第五の味とされる「うま味」の存在に関しては、長く学界で議論されてきたが、
その後、舌の味蕾に存在する感覚細胞にグルタミン酸受容体が発見されたことから、
味覚の一つとして認められるようになり、日本語のUMAMIのまま世界に通じる様になった。
その後さらに、消化器官にも受容体があることが明らかにされ、胃にうま味が入ると、
消化を促進する効果があるとする生理学的学説が示されています。
世界中で広く普及しているうま味調味料の発見者で、その成分はL-グルタミン酸ナトリウムであることを解明したのは、
日本の研究者、池田菊苗(いけだ きくなえ)です。
化学調味料でよく使われている味の素とかそういっただしのもとのようなものはどのようにして作られているのでしょうか?
一般的な化学調味料である味の素は、L-グルタミン酸ナトリウムを主成分として製造されます。
以下は、一般的な味の素の製造プロセスの概要です。
原料の準備 味の素の主成分であるL-グルタミン酸ナトリウムは、通常、アミノ酸を含む植物性または動物性のタンパク質源から製造されます。
代表的な原料としては、トウモロコシや大豆、麦芽などが挙げられます。
これらの原料からアミノ酸が抽出され、その後、グルタミン酸へと変換されます。
発酵 次に、抽出されたアミノ酸は微生物(通常はバクテリアや酵母)を使用して発酵させます。
この過程で、微生物はアミノ酸を分解し、L-グルタミン酸を生成します。
精製 発酵過程で生成されたL-グルタミン酸は、その後精製されます。
この工程では、不純物や他の成分が取り除かれ、純粋なL-グルタミン酸が得られます。
合成 一部の味の素は、化学合成によって製造される場合もあります。
この場合、原料としては炭化水素やアンモニアなどの化学物質が使用され、
さまざまな反応を経てL-グルタミン酸が合成されます。
調整 得られたL-グルタミン酸ナトリウムは、味や風味を調整するためにさまざまな添加物と混合されます。
これには、塩や砂糖、香味料などが含まれることがあります。
製品化 最終的に、調整されたL-グルタミン酸ナトリウムは粉末や結晶の形で製品化され、市販される準備が整います。
以上が一般的な味の素の製造プロセスの概要ですが、製造過程は製造業者や製品によって異なる場合があります。
また、原料の選択や添加物の使用量などは、製造業者の製品開発やブランドポリシーによって異なります。
化学調味料はあんまり 科学あまり体に良くないと聞きますが それはなぜでしょう?
化学調味料が体に良くないとされる主な理由は、以下の点が挙げられます。
過剰摂取のリスク 化学調味料は通常、高濃度で添加された場合に食品の味や風味を強化するために使用されます。
過剰に摂取すると、体に有害な影響を及ぼす可能性があります。
特に、過剰なナトリウム摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。
代謝への影響 一部の化学調味料は、代謝や消化器官に影響を与える可能性があります。
特に、一部の人々が遺伝的に特定の化学物質に対して敏感であり、これらの化学物質が身体の不調を引き起こす可能性があります。
アレルギー反応 化学調味料には、一部の人々にアレルギー反応を引き起こす可能性がある成分が含まれていることがあります。
特に、人工的な香料や着色料は、アレルギー反応を引き起こす原因物質として知られています。
加工食品との関連 化学調味料は通常、加工食品に多く使用されます。
加工食品はしばしば栄養価が低く、糖分や脂肪分が高い傾向があります。
これにより、過剰なカロリー摂取や栄養不足が引き起こされ、肥満や慢性疾患のリスクが高まる可能性があります。
自然な味の変化 化学調味料は、食品の本来の味や風味を変化させることがあります。
これにより、人々が自然な食品の味覚を忘れてしまい、過剰な加工食品の摂取が促進される可能性があります。
総じて、化学調味料は適切に使用されることで食品の風味や食感を向上させる役割を果たす一方で、
過剰な摂取や不適切な使用は健康に悪影響を与える可能性があります。
そのため、バランスの取れた食事や、加工食品の摂取量の管理が重要です。
では化学調味料を使わずに体に良い食事を摂取するにはなおかつ 旨味を感じたい。
そして調理法としては なるべく 簡単であって欲しいわけなんですけれども そんな良い方法を探ってみましょう。
体に良い食事を摂取しながら旨味を感じる方法はいくつかあります。
以下に、化学調味料を使わずに体に良い食事を楽しむための簡単な方法をいくつか見つけました。
新鮮な食材の利用 新鮮で旬の食材を利用することが重要です。
野菜や果物、新鮮な魚や肉など、地元の農産物や漁獲物を使用することで、自然な旨味を楽しむことができます。
調味料の代用 化学調味料の代わりに、ハーブやスパイス、新鮮なハーブや香草、
生姜やニンニクなどの自然な調味料を使用することで、食事に旨味を加えることができます。
たとえば、ローズマリーやタイム、バジルなどのハーブは料理に深い風味を与えます。
素材の組み合わせ 食材の組み合わせによっても旨味を引き出すことができます。
たとえば、野菜と豆腐の組み合わせや、肉と野菜の組み合わせなど、異なる食材同士を組み合わせることで、
相乗効果による旨味を楽しむことができます。
火入れの工夫 食材を丁寧に調理することで、自然な旨味を引き出すことができます。
焼く、蒸す、煮るなどの調理法を使用して、食材の旨味を最大限に引き出すことができます。
出汁やストックの活用 出汁やストックは、自然な旨味を持つ素晴らしい調味料です。
魚や野菜から取った出汁やストックを使用して、スープやシチュー、炒め物などを調理することで、深い旨味を楽しむことができます。
これらの方法を組み合わせることで、化学調味料を使わずに体に良い食事を摂取しながら、自然な旨味を楽しむことができます。
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