30-29 新たまねぎで味わう春
春を感じる食材のひとつに、新たまねぎがあります。
新たまねぎで作るオニオンスライスは、我が家の食卓でとても喜ばれます。
かつお節をかけて、味付けはポン酢やドレッシング、
しょうゆでもおいしく出来ます。
玉ねぎは白色がうすいので地味ですが、
洋食でも和食でも活躍してくれる心強い存在です。
コンソメスープでもお味噌汁でも立派に役割を果たしてくれて、
主婦としてはキッチンに玉ねぎが無いと不安になるほどです。
新たまねぎと普通のたまねぎは、
含まれている水分の量に大きな差があることをご存じでしょうか。
新たまねぎの方が多く水分を含んでいるため、
傷みやすいので長期保管には向きません。
ほかの野菜にもいえることですが、
新鮮さを保つには水分の管理が重要です。
「みずみずしい野菜」と聞くと新鮮な印象ですが、
乾いてしまってもダメ、濡れていてもダメ、というのが保管の鉄則です。
その微妙な具合をうまく調整しながら、野菜のおいしさを守ってあげましょう。
例えば玉ねぎを新聞紙にくるんでビニール袋に入れる時は、
ビニール袋の口をきつく締めないことがポイントです。
きつく締めてしまうと袋のなかに水分がこもってしまい、
玉ねぎが傷みやすくなります。
保管方法に気を付けながら、新たまねぎで春の味を
少しでも長く楽しみたいものです。