30-25 スパイス
最近は、色々な種類のスパイスが手に入るようになりましたね。世界4大スパイスをご存知でしょうか。世界4大スパイスとは「コショウ」「ナツメグ」「シナモン」「グローブ」の4つです。
●コショウ
コショウはヨーロッパでは紀元前400年ころから知られた香辛料のひとつです。古代ローマ時代には産地のインドからヨーロッパに運ぶのに2年かかり、コショウ粒の末端価格は銀と同じであったと言われています。いかにコショウが貴重品であったかが分かりますね。
●ナツメグ
スパイシーで甘い刺激性のある香りをもつナツメグは漢方では下痢や腹痛に用いられます。香辛料としては、肉の生臭さを消す効果が強いので、ひき肉料理のハンバーグやミートボール、コロッケなどに使います。
●シナモン
シナモンは古代ローマ時代から使用され、当時はインドから輸入されていました。そして、その甘美な香りは愛をかき立て、愛情を示すものとして最高の贈り物だったとされます。
●グローブ
日本では昔から丁子(チョウジ)と呼ばれています。刺激的だが爽やかな香りと味が特徴です。ビーフシチューや豚肉料理といった肉料理に使われるほか、フルーツケーキといった甘いデザートにも使われます。
食べなれた料理に、スパイスを使うことでいつもとは違うおいしさを発見することができるかもしれません。まずは、この4大スパイスを使うところからはじめてみませんか?