30-21 人工甘味料
スーパーやコンビニに並ぶ、糖質ゼロ飲料。ダイエットにちょうどいいのかな?と思いますよね。砂糖が入っていないはずなのに、なぜか甘い。原材料を確認すると「人工甘味料」の文字が。この人工甘味料、少し気を付けなくてはならない存在です。
人工甘味料にはたくさんの種類があり、砂糖の代わりになるものですが、過剰に摂取しすぎりと危険なものもあります。
本来、さとうきびやはちみつ、メープルなどから抽出されるのが、天然の甘味料です。一方で人の手によって化学的に合成してつくられた甘味料を人工甘味料といいます。種類によっては、砂糖よりも甘味の強いものもあります。
一般的に使用されている人工甘味料として有名なものは、アスパルテームではないでしょうか。糖質ゼロの飲料品などに使用されています。カロリーとしては普通の砂糖と変わりがないので、多く摂取してしまうと砂糖を摂るのと同じことになります。
スクラロースは、1999年に日本でも認可のおりた人工甘味料です。分子構造に塩素を含んでおり、有害物質であるダイオキシンに近いものであるともいわれていますので、過剰摂取は避けたほうが無難です。
これら以外にも、世の中にはたくさんの人工甘味料が存在しています。すべての人工甘味料が人体に直接的に有害であるということではありませんが、どんなものでも過剰摂取するのはリスクが伴います。砂糖ではないから、といって食べたり飲んだりしても問題ないというわけではありません。どういったものが含まれているのか、確認しつつ、なんでもほどほどに楽しめると良いですね。