30-20 変わらないおいしさ、みかんの缶詰め
幼稚園に通い始めた3歳の子供に様子を聞いたら、
「みかんがおいしい」という予想外の答えが飛び出しました。
幼稚園の先生によると、七夕で飾った短冊にも
「みかんをたくさんたべたい」と書いていたそうです。
入園したのは春、短冊を書いたのは夏、みかんの季節ではありません。
実は、子供が感動したのは缶詰めのみかんでした。
週3回給食の日があって、ときどきデザートに
缶詰めのみかんが出ていたのです。
あの甘いシロップに浸されたみかんを食べた子供は、
初めての味と新鮮な食感に相当感動したようです。
謎が解けてスッキリして、早速みかんの缶詰めを購入しました。
よく冷やして夕飯のあとに出したら、子供は目をキラキラさせて大喜び。
「幼稚園のみかんだーーー!!」と叫んでいました。
“幼稚園のみかん”ではないのですが、それは言わずにおきました。
私も久しぶりに食べてみたら、口に広がったのはおいしさと懐かしさ。
生活のなかで食べ物の進化を感じますが、みかんの缶詰めには
“変わらないおいしさ”を保っていて欲しいと感じました。
災害が起きた時のために備えている非常食のセットにも
みかんの缶詰めを2つ入れてあります。
もちろん災害がは起きないで欲しいですが、
万が一の場合にケガをしたり家が壊れたりしても
おいしい食べ物で家族が笑顔になる瞬間があって欲しいと思います。