30-19 ミニトマトの栽培
昨年の夏に庭でミニトマトを育てたのですが、
なかなか思うような出来にはなりませんでした。
実が小さいうえにどれも皮が固くなってしまって食べにくいです。
家庭菜園の知識が無い私は、
「そういう品種の苗を買ったせいかな」とか、
「暑い日が多くて日に当たり過ぎたせいかな」と考えていました。
実がどう育つかは、コントロールできるものではないと思っていたのです。
しかしうちのミニトマトが固かった理由は、私の育て方にありました。
実は、水やりが少ない状態で育ったミニトマトは皮が固くなるそうです。
それだけ聞くと水をたくさん与えたくなりますが、
そうすると味が薄くなってしまうので要注意です。
ミニトマトの皮が固くなる理由は栄養を閉じ込めようとしているためで、
水を与えすぎると薄い味になってしまうのです。
「ある程度、必要な量の水をそれなりに与えればいいかな」という
ざっくりとした私の考えでは良くないことが分かります。
そして、家庭菜園が流行した理由は“食費の節約”だと思っていたのですが、
それよりも“達成感”や“楽しさ”を求めている人が多いことも
あとから知りました。
確かに苗が伸びて、葉が大きくなったり花が咲いたり、
実がなっていく変化には不思議な癒しがありますね。
今年は植物の育て方についてもっと学習したうえで、
おいしいミニトマトの栽培を成功させたいです。