30-15 体調不良時の食事
風邪をひいて熱が出てしまったとき、何も食べることができないと回復するのに時間がかかります。早く元気になるためには普段よりも食材や食事の内容に気を使いたいところです。無理はしない程度に食べ、しっかり休んで1日も早く元気になりたいですね。
特に発熱している時には、胃腸の働きが低下しています。胃腸に優しい、柔らかいものや味付けも濃くないものを食べるようにしましょう。食欲が落ちているときにはゼリーなどの消化が早いものが良いでしょう。栄養補給が手軽にできる機能性食品のゼリーなどもおすすめです。
お腹を壊しているときには、昔からいわれているように、整腸作用があるりんごがおすすめです。小さい子にはすりおろしてあげると食べやすくてよいですね。逆に同じフルーツでもグレープフルーツやみかんといった柑橘系のものは胃に負担をかけやすいので控えたほうが良いでしょう。
嘔吐や吐き気があるときには、食事の摂取量が少なくなる場合が多くあります。そこで一番心配なのは脱水です。そのためにも、水分補給には十分注意しましょう。そして、吐き気が治まったらうどんやおかゆといった、消化のようものを摂取しましょう。胃の不調を悪化させる恐れがあるので、カフェインや刺激の強いものは避けたほうが良いですね。
病気で食欲がなくなってしまった場合にも、栄養を摂取し、体を温める必要があります。早く元気になるためにも、症状にあった栄養のあるものを食べましょう。