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数年前に産婦人科の病院食について
必死に調べていた時期がありました。
2人目の出産準備をしていた頃です。
出産にかかる費用は病院によって大きく違うので、
妊婦さんごとにそれぞれの優先ポイントをもとに病院を選びます。
1人目の出産は予想外に難産で40時間もかかりました。
その時は「贅沢しちゃいけない、安く産める病院にしよう」と
考えて病院を探していたのですが、
2人目の時はまるで感覚が変わっていました。
「あんなに辛くて痛い目に遭うんだから、お金がかかっても
おいしい物が食べたい!」と、重要視したのはコストより病院食の味。
病院食がおいしいと評判のクリニックに決めました。
ひとつ目の病院よりも入院費用は高かったものの、
病院食を楽しみにしていると出産と入院への恐怖が和らぎます。
そして40時間まではいかなかったものの、
同じように激痛の時間を経て出産を終えました。
そして待ちに待った病院食は、どれもたまらなくおいしくて
幸せな入院生活を送ることが出来ました。
料理はもちろんのこと、特別な感動があったのは炊きたてのご飯。
配膳スタッフの方にお米の銘柄を聞いたら、
千葉県産のコシヒカリだと教えてくれました。
お米本来のおいしさに加えて、
出産を終えて得た大きな達成感が味を引き立ててくれた気がします。