30‐27 おでんの楽しみ方
今日、一人暮らしをしている叔母が遊びに来て、夕飯を食べていくことになりました。
1人では食べきれないので、普段はおかずも少しづつしか作らない叔母が
どんなメニューを喜んでくれるか考えて、結局えらんだのがおでん。
牛スジ、大根、里芋、焼き豆腐、厚揚げ、コンニャク。
後は肉団子や練り物。
どの食材からとても良い出汁が出て、又その出汁を吸ったどの食材も美味しくて
叔母もすごく喜んでくれました。
私はその時その時、思い付いた創作おでん種を入れて楽しんでいます。
その中から簡単で安上がり、そして家族に喜んで貰えたものを書いてみますね。
まずはエノキをさっと茹でます(突然な出だしでごめんなさい💦)。
適当な量を、やっぱりさっと湯通ししたニラや万能ネギなどで
くるくる縛っておでんに投入するだけです。
簡単だけどエノキの歯応えがたまらないので家族からは圧倒的な一番人気です。
そして又々キノコになりますが、次はエリンギです。
エリンギは煮込むと小さく縮んでしまうので
大きめのものをそのまんま入れたりもします。
でも一手間かけてベーコンや豚バラ肉を巻いて爪楊枝で止めて入れると
エリンギが旨味を吸ってくれて更に美味しく頂けます。
後はいなり揚げに色んなものを詰め込んだお楽しみ袋。
糸こん、筍、人参、椎茸、キクラゲ、ウズラの玉子。
うどんに葱、蒲鉾、天かす。
お餅にしめじに、やっぱり葱と蒲鉾。
つくねを作るように鶏の挽き肉を練ったものにウズラの玉子。
どれもいなり用の薄揚げに材料を詰めて爪楊枝で止めるだけです。
どれにも銀杏や枝豆もよく合うし彩りも綺麗ですね。
そして子供が大好きなのは、竹輪の穴にウインナーを押し込んだだけのもの。
好きなものを同時に食べられるから得した気分になるみたいですね。
そして極めつけ、というか最後。
素材の味が出尽くしたおでんの出汁で、
うどんを煮込んだり雑炊にしたりは当たり前で。
私が一番好きなのはその出汁で湯豆腐を作ることです。
淡白なお豆腐が旨味を吸って格別な湯豆腐に仕上がります。
それでも余った出汁は、次回のおでんの旨味のために冷凍するか、
それを使って炊き込みご飯を作ります。
そうして一週間近くおでんで楽しむことが出来るので
ある意味冬場のお助けメニューですね。
気になるものがあったら試してみて下さい。