冬至にかぼちゃと小豆を食べる
1年の中でお昼が最も短い日、冬至。
冬至には柚子湯に入ったり、
かぼちゃを食べたりしますよね。
なぜ冬至にかぼちゃを食べるのでしょうか?
かぼちゃは夏野菜で、冬は旬ではありません。
それでも、冬至にはかぼちゃの煮物を食べる風習があります。
調べてみると、昔は食料の保存が難しく、
冬に野菜を食べにくかったようです。
そのため、長い期間保存ができるかぼちゃを
冬の時期に食べていたようです。
それで、冬至にかぼちゃの煮物を食べるという
風習が残ったのでしょうね。
かぼちゃはビタミンも豊富です。
βカロテンという栄養素が最も多く、
ビタミンAのもとになります。
ビタミンCも豊富ですし、
βカロテンは免疫力を高める力があるので、
「冬至にかぼちゃを食べると、風邪を引かない」
と言われるようになったのでしょう。
冬至にはかぼちゃの煮物を食べることが多いと思います。
かぼちゃと小豆の煮物、「いとこ煮」に
挑戦してみてはいかがでしょうか?
冬至に小豆を食べる地域もあるようです。
赤色が悪いものを追い払うと言われているようで、
かぼちゃと一緒にいとこ煮を食べるそうです。
作り方はかぼちゃをやわらかく煮て、
そこに缶詰のゆで小豆を入れます。
醤油で味を整えたら、完成です。
缶詰の小豆を使うと簡単にできるので、
手軽に挑戦できると思います。
冬至にはかぼちゃと小豆のいとこ煮を
食べて、1年元気に過ごしましょう!